2025年10月
子どもも大人も楽しめる!パウパトロールと犬種の魅力
こんにちは、事務所スタッフです。
最近、我が家ではテレビから「パウパト出動!」の声がよく聞こえるようになりました。
これまではずっとアンパンマン派だった息子ですが、最近はパウ・パトロールにじわじわとハマり始めていて、気がつけばそちらの登場回数が増えてきました。
「誰が一番好き?」と聞くと、「ぜんぶ好き!」と満面の笑み。
まだ3歳なので、特に好きなキャラクターは決まっていないみたいですが、どの子もそれぞれかわいくて楽しいようです。みんながそれぞれ大事な役割を持っていて、チームで助け合っているところがとても素敵です

パウパトの子犬たちは、それぞれ異なる犬種がモデルになっていて、性格や役割もしっかり犬種の特性に合っているところが面白いなと感じます。実際の犬種の性格と比べてみると…
チェイス(ジャーマン・シェパード)
青くてかっこいいポリスカーに乗り、においをかぎ分けたり、先回りして誘導したりするしっかり者の警察犬。
ジャーマン・シェパードはドイツの農家で牧羊犬
として飼育されていた犬をもとに改良された犬種といわれています。

非常に賢く、訓練性能が高いため、警察犬や救助犬として世界中で活躍しています。忠誠心が強く冷静沈着で、リーダーシップのある性格もチェイスとぴったりです。
マーシャル(ダルメシアン)
真っ赤なファイヤートラックに乗って、元気いっぱいだけどちょっとドジな消防犬。
ダルメシアンは、101匹ワンちゃんとして有名ですが、昔はアメリカで馬車の消防車に伴走する「ファイヤードッグ(消防犬)」として活躍していました。
持久力があり、馬と一緒に走って道を先導したり、火災現場で人混みをかき分ける役割も担っていたそうです。
その名残で、今でもアメリカの消防署ではマスコットとしてダルメシアンが登場しています。
活発でエネルギッシュ、ちょっぴりやんちゃな性格も、マーシャルそのものです。
ラブル(ブルドッグ)
黄色のパワフルなブルドーザに乗り、工事作業が得意な力持ち。
ブルドッグはかつてイギリスで牛と戦わせる闘犬として改良された犬種が祖先とされています。
動物愛護の観点から闘犬として戦わせることが禁止され、穏やかな性格の家庭犬へ改良されました。
がっしりした体格が特徴的で、力強い
イメージがありますが、実はとても穏やかで人懐っこい犬種です。

ラブルの「見た目はパワフル、中身は優しい」というキャラ設定は、ブルドッグの魅力がよく表れています。
ズーマ(ラブラドール・レトリバー)
オレンジの水上バイクに乗り、水のレスキュー隊として活躍する明るく元気な子。
ラブラドールはカナダのニューファンドランド島が起源で、漁師が使役していた犬種(セント・ジョンズ・ウオーター・ドッグ)が祖先です。
水が大好きで、水難救助犬としても活躍する犬種です。性格も社交的で人懐っこく、子どもとの相性も抜群。
アメリカでは何年も連続で「最も人気のある犬種」に選ばれており、ズーマの親しみやすいキャラクターはラブラドールらしさ全開です。
こうして見ると、パウパトに登場する子犬たちは、実際の犬種の性格や特徴をしっかり反映したキャラクター設定になっているんですね。
子どもたちが楽しみながら、自然と犬のことを学べる素敵なアニメだなと感じます。
それに加えて気づいたのが、「日本ではあまり見かけない犬種」が多いということ

日本の住宅事情ではやや飼育が難しい中〜大型犬がメインになっています。
実はこれも、パウパトロールがカナダ発のアニメで、アメリカ・カナダを舞台にしているからなんですね。
登場する犬種も、アメリカやカナダで人気の犬たちが多く選ばれていて、だからこそ、ちょっと「海外っぽい」雰囲気があるのかもしれません。
息子もパウパトを通じて、いろんな犬種に興味を持つようになりました。
これからも一緒にキャラクターを覚えたり、実際の犬との違いを話したりしながら、パウパトロールの世界を楽しんでいきたいと思います
