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花火と蚊とフィラリアの話

先週、家族で対岸の堤防沿いから打ち上げ花火eyeを見に行ってきました。
 
周囲には、犬を連れて観に来ている方や、釣りを楽しむ人(釣れるのかな?)、何台ものカメラを構えて本格的に撮影している方もいて、それぞれに夏の夜を満喫している様子でした。
 
我が家はというと、蚊に刺されないようにと、うちわで必死に仰ぎながら花火を楽しみました。ですが、結果的に子どもが顔と足の3か所を蚊に刺されてしまい、ちょっとしたお土産付きの夏の思い出に…。
 
そんなとき、ふと周囲にいたワンちゃんたちを見て思い出したのが、「犬も蚊に刺される」ということ。
 
そして、pencil蚊を通じて感染する「フィラリア症(犬糸状虫症)」のこと。
 
この病気は、フィラリアという寄生虫の幼虫が蚊によって犬の体内に入り、時間をかけて成長し、最終的には心臓や肺の血管に寄生します。すると、血液の流れを妨げ、咳や元気消失、呼吸困難、腹水といった症状が出て、重度になると命に関わる深刻な病気です。
 
感染してしまってからの治療は、犬の体に負担が大きく、リスクも少なくありません。
 
でも、この病気は「予防」で防げる病気です。
 
月に一度の飲み薬、皮膚に塗るスポットタイプなど、予防方法はいくつかあります。
ワンちゃんの体質や生活スタイルに合った方法を知りたい方、まだ予防を始めていない方、途中で止めてしまった方も、ぜひかかりつけの動物病院へご相談ください。
 
なお、フィラリア予防薬は処方薬のため、ネットショップでは購入できませんdanger
弊社のオンラインショップでも、販売しているのはノミ・ダニ予防薬のみです。
フィラリア予防薬のご購入には、必ず獣医師による診察と処方が必要になります。
 
ちなみに、猫もフィラリアに感染することがあります。
犬ほど多くはありませんが、完全室内飼いの猫でも蚊に刺されることがあるので、猫ちゃんにも予防を考えてあげてくださいね。
 
大切な家族の一員であるペットたちと、安心して夏を楽しめるように。
 
どうぞ、素敵な夏をお過ごしくださいdog

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