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家庭で気を付ける動物のわかりにくい病気のサイン

水をたくさん飲む

犬猫の飲水量は最大で体重×100ccです。
それ以上水を飲む犬猫は重大な病気を持っている可能性があります。
代表的な病気として糖尿病、肝疾患、腎臓不全があります。
これらの病気は初期にはほとんど日常生活に支障なく元気に生活しますが、進行すると治療不可能なほど重篤な状態に陥ります。
簡単な検査で発見することができるため、水を飲む量が増えたときはすぐに病院へ行くのがいいです。
 

偏食、おやつばかり食べる

ペットフードは食べないけれど、おやつならいくらでも食べる。
一見ただのわがままに見えますが、食欲不振を引き起こす疾患を抱えている可能性があります。
また、栄養の偏りで何らか体に異常が出始めている可能性もあるので、一度動物病院で健康診断を受けてみるべきです。
 
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尿の色をよく見る

真っ白なペットシーツで尿の色を確認してあげれば、病気の早期発見につながります。
動物は健康な時はうすい澄んだ黄色の尿をします。
以下の色の尿は要注意です。
黄土色・・・肝臓、血液疾患
赤色・・・炎症疾患、血液疾患
透明・・・腎疾患、内分泌疾患

土を食べる、床をなめる

貧血や栄養失調のサインの場合があります。
 

猫の開口呼吸

犬はすぐに口を開けてハアハアいいますが、猫はめったに口呼吸をすることはないし、多少の運動で息切れすることはありません。
猫が口で息をするときは呼吸・循環器疾患を強く疑います。

ペットフードの選び方の基本

一番に「総合栄養食」を選びます、これはだいたいパッケージの裏に書いてあります。
ペットは「総合栄養食」と水だけで栄養の過不足なく生きていくことができます。
しかし「副食」「栄養補完食」「一般食」と表記されている食べ物だけではペットは生きていけません。
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犬猫の年齢に合ったフードを選びます。
ジュニア期(0歳~半年齢)ミドル期(半年~7、8歳)シニア期間(7、8歳~)各年代によって多く必要な栄養素、制限する栄養素がちがうため年代によってペットフードを切り替えていくことが健康寿命を延ばすことにつながります。
たとえば成長期のジュニア期には高カロリーのフード、シニア期には心臓や腎臓を守るためにナトリウムやリンといったミネラルを制限しているフードが必要になります。
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また意外と大事なのがフードの粒の大きさで、ジュニア期やシニア期には小さくて食べやすいフードを選んでやると動物は喜んで食事をするようになります。
とはいえ、半生のフードやウェットフードは動物病院ではすすめていません。
なぜならこのようなフードには触感や日持ちをよくするために保存料や添加物が多めに含まれており、胃腸のトラブルが多いように思われるほか、ドライフードにくらべ歯垢の付き方が明らかに多くなります。
特別は理由がないかぎりはドライフードを主食にするのがおすすめです。
 
犬猫も人と一緒で好き嫌いやわがままをするようになります。
ペットフードを食べないからといっておやつや代わりのフードをすぐに用意してしまうと動物は好き嫌いがひどくなり、気が向いたときしか食べ物を食べなくなります。
決まった時間に決まった量のフードを与えることはひとつのしつけや健康管理と考えて、厳しく接することがペットのためになります。
 

食事療法食って?

こんにちわ(*'ω'*)
今日は食事療法食について書こうと思います♪

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食事療法食とは、
わんちゃん、猫ちゃんの
「病気の症状に合わせて、
  食事成分のバランスを調整して
 
 進行を抑えたり
  症状を軽減させるためのフード」

です(`・ω・´)!

医薬品を配合したフードではないんです。

たとえば、
アレルギー持ちの子には
アレルギーの原因となりにくいたんぱく質を使ったり

尿石症の子には、
おしっこを沢山してもらう為に
水分を多くとらせたり結石の原因になる
ミネラル成分のバランスを調整したりする

というように
それぞれの疾患に合わせて
たんぱく質、脂質、ミネラルなどの
栄養素を増やしたり減らしたり、
原材料の種類も選んで作られています。


ちなみに、
療法食はどんな人が買っているのかというと…
わんちゃん、ねこちゃんを病院に連れて行って
糖尿病、腎臓病、アレルギー疾患など特定の病気や健康状態で
“獣医さんに指導を受けている方”

が、買っています。

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もし、健康な子や症状に合わない子に与えちゃうと
必要な栄養素が足りなかったり
逆に症状を悪化させることがあります(´;ω;`)ご注意を!